デジタルサイネージの設置では、設置場所や施工方法、周辺環境などを十分に確認しないまま進めてしまうと、あとから追加工事が必要になったり、設置方法の変更が必要になったりすることもあります。

こうしたトラブルは、事前に失敗しやすいポイントを押さえておくことで、ある程度防ぐことが可能です。

今回の記事では、デジタルサイネージの設置で起こりやすいトラブル例と、導入前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

デジタルサイネージの設置でよくあるトラブル例4つ

デジタルサイネージの設置には、設置場所や建物の状態によって何らかの問題が生じることがあります。ここでは、設置前に知っておきたいトラブルを4つ紹介します。

①画面が見えにくい

設置場所の日当たりや周囲の明るさを考慮せずに機器を選ぶと、設置後に画面が見えにくくなることがあります。

たとえば、日当たりのよい場所に画面の明るさ(輝度)が不十分なディスプレイを設置すると、太陽光や周囲の照明が画面に反射し、表示内容を確認しづらくなりがちです。

屋内・屋外などの設置環境だけでなく、画面に光が当たる時間帯や視認距離なども考慮し、設置場所に適した輝度の機器を選ぶことが大切です。

②壁や天井の強度が足りず設置できない

壁掛けや天吊りでデジタルサイネージを設置する場合、画面の重量に壁や天井が耐えられるかを事前に確認する必要があります。

しかし、壁や天井の強度が十分でない場合、画面を固定するための補強工事が必要になることや、建物の構造によっては希望した方法で設置できないこともあります。

画面のサイズや重量だけで判断せず、壁や天井の状態、建物の構造などを確認したうえで適切な施工方法を検討しましょう。

③電源や配線の計画不足で施工後に問題が起きる

デジタルサイネージを設置する際は、電源の位置や容量、配線ルートなども確認しておく必要があります。

電源から離れた場所に機器を設置すると配線が長くなって見た目が悪くなったり、想定していた場所にコンセントを用意できなかったりすることもあります。LANなど通信に必要な配線も、あらかじめルートを検討しておきましょう。

設置後に配線のやり直しや追加工事が発生しないよう、施工前に必要な設備を確認しておくことをおすすめします。

④周辺環境や設置ルールの確認不足で問題になる

屋外にデジタルサイネージを設置する場合は、周辺への影響や自治体のルールの確認が必要です。

たとえば、夜間の画面の明るさや音声が周辺環境に影響する可能性があったり、自治体によっては屋外広告物条例などによって設置できる場所や表示内容が定められていたりする場合があります。

また、商業施設やビルなどでは、施設独自の設置基準が設けられているケースもあります。設置場所のルールを事前に確認し、必要な手続きや調整を済ませておきましょう。

デジタルサイネージの設置トラブルを防ぐ3つのポイント

設置後のトラブルを避けるには、機器を選ぶ段階から設置場所や周辺環境を確認しておくことが大切です。ここでは、導入前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

設置場所に合った機器を選ぶ

デジタルサイネージを選ぶ際は、画面の大きさや価格だけでなく、どのような目的で使用するのかを明確にしておきましょう。

たとえば、店舗の販促に使う場合と施設案内を目的とする場合では、必要な画面サイズや表示方法、設置台数などが異なります。さらに、複数の場所に設置する場合は、それぞれの設置環境に合わせて機器を選ぶ必要もあります。

設置したあとで「想定していた使い方ができない」とならないよう、用途や運用方法を明確にしたうえで、必要な機能が備わった機器を選びましょう。

事前に現地調査を行う

デジタルサイネージを設置する際は、電源や配線、周囲のスペースなども含めて施工方法を検討する必要があります。

事前に現地を確認しておくことで、電源から画面までの配線ルートや機器を設置できるスペースなどが把握できるため、具体的な施工方法を決めやすくなります。

施工当日に配線を通せなかったり、予定していた場所に機器を設置できなくなったりといったトラブルを防ぐためにも、設置前に現地調査を行いましょう。

許認可や施設の設置ルールを確認する

デジタルサイネージは、設置場所によって自治体や施設ごとに確認すべき事項が異なります。特に屋外への設置では、以下のような項目について細かなルールが定められている場合があるので注意が必要です。

  • 広告物の大きさ
  • 設置位置
  • 表示方法

設置場所が決まった段階で、自治体への申請が必要か、施設側の承認を得る必要があるかを確認しておきましょう。

必要な手続きを後回しにせず、関係者と確認を済ませてから施工に進むことが、トラブルを避ける重要なポイントです。

まとめ

デジタルサイネージを導入する際は、実際の設置場所を確認し、用途や運用方法まで含めて施工方法を考えておくことで設置後のトラブルを抑えやすくなります。

また、状況によっては自治体や施設側への確認が必要になる可能性もあるため、あらかじめスケジュールに余裕を持たせて準備を進めることが大切です。

LEDビジョンでは、設置場所や視認距離、屋内・屋外などの環境をお知らせいただければ、用途に合った仕様をご提案いたします。

概算のお見積もりも無料ですので、デジタルサイネージの導入を検討している方は、お気軽にご相談ください。

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