設置する場所によって求められる性能が異なるLEDビジョン。

特に人通りの多い商業施設やイベント会場などでは、映像の美しさだけでなく日々の使用や設営・撤去に耐えられる耐久性も重要なポイントとなります。

そこで注目したいのが、LEDモジュールの表面を保護する「GOB」という技術です。

本記事では、GOBの特徴やメリットをはじめ、どのような場所・用途に適しているのかを解説します。LEDビジョンを長く安心して使用したい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

GOBとは?

GOB(Glue on Board)とは、LEDビジョンに使われるLEDモジュールの表面を、透明な樹脂でコーティングして保護する技術のことです。

基板上にLED素子を実装するSMDをベースに表示面全体を樹脂で覆っているのが一般的で、表面が保護されることで、外部からの衝撃や接触による破損リスクを抑えられるのが大きな特徴です。

そのため、人が触れたり物がぶつかったりする可能性がある場所など、LEDビジョンの破損リスクが気になる環境で活用されています。

GOB方式のLEDビジョンを採用するメリット

次に、GOB方式のLEDビジョンを採用するメリットを紹介します。大きく以下の3つが挙げられます。

高い耐衝撃性でLED素子を保護できる

LEDビジョンは、運搬や設営・撤去の際に衝撃が加わったり、使用中に人や物が接触したりすることで、LED素子が破損する可能性がある装置です。

特に、人の手が届きやすい場所や移動・設営を繰り返すなどの場合、表示面の保護が重要となります。

その点、GOBはLED素子の表面を保護樹脂で覆うことで、外部からの接触や衝撃がLED素子に直接加わるのを抑えられます。

そのため運搬や設営・撤去を伴うイベント・展示会などのほか、人が画面に触れる可能性がある場所でも、LED素子を保護しやすくなるという大きなメリットがあります。

ホコリや湿気などの影響を抑えやすい

GOBはLED素子や基板の表面を樹脂で覆うため、ホコリや湿気などの外部環境から保護しやすいというメリットもあります。

表面がフラットになることでLED素子が露出しているタイプと比べて汚れを拭き取りやすく、日常的な清掃がしやすくなるのも嬉しいポイントです。

ただし、GOBを採用しているからといって、すべての製品が防水仕様ではありません。

屋外や水がかかる可能性がある場所に設置する場合は、必ず製品の防水・防塵性能や設置環境への適合性を確認しておきましょう。

長期的に運用しやすくなる

GOBによってLED素子を衝撃や外部環境から保護することで、使用中の破損リスクを抑えやすくなります。

破損による修理や部品交換の頻度を抑えられれば、結果としてメンテナンスの負担軽減にもつながります。

もちろんLEDビジョンの寿命やメンテナンス費用は、GOBの有無だけで決まるものではありませんが、このような保護性能も製品選びのポイントの一つとなります。

GOB方式のLEDビジョンが活躍する設置場所

優れた耐久性と保護性能を持つGOB構造のLEDビジョンは、従来のLEDディスプレイでは設置が難しかった環境や、破損リスクの高い場面で特に大きな効果を発揮します。

ここでは、GOB方式のLEDビジョンが活躍する設置場所を3つ紹介します。

人の手が届くエリア

ショッピングモールや路面店など、通行者の手が届く低い位置に設置する場合、接触や衝突によるLED素子の破損が大きな課題となります。

そこでGOB方式のLEDビジョンを採用することで、子供が誤って触れたり、荷物やカバンがぶつかったりしても破損しにくく、安心して運用できるようになります。

さらに、GOB方式のLEDビジョンは人が直接上に乗って歩く「床面LEDサイネージ(フロアサイネージ)」の表面保護技術としても活用されています。

踏みつけや荷重にも強いことから、店舗のフロア演出や体験型アトラクションなど、空間全体を活用した映像表現が可能になります。

イベント・展示会用のレンタルビジョン

イベント会場や展示会、ブース施工などでLEDビジョンをレンタルする場合、設営・撤去や輸送のたびに機材へ負担がかかります。

その点、GOB加工を施したLEDモジュールなら、運搬中の振動や現場での接触などによるLED素子の破損リスクを抑えやすくなります。

設営や撤去に伴うトラブルを抑えやすくなるため、イベントや展示会など、繰り返し運搬・設置する用途にも適しています。

まとめ

GOB方式のLEDビジョンは、人の手が届きやすい場所や、運搬・設営を繰り返すイベント会場など、表示面への接触や衝撃が想定される環境で活用しやすいのが大きな特徴です。

また、表面が保護されることで汚れを拭き取りやすくなるため、日常的な清掃が必要な場所にも適しています。

ただし、LEDビジョンを導入する際は、設置場所や用途に応じて、防水・防塵性能や画素ピッチ、メンテナンス方法なども含めて製品を選ぶことが大切です。

LEDビジョン大阪では、設置環境や用途に合わせたLEDビジョンの選定から導入までサポートしています。GOB方式のLEDビジョンの設置をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

LED VISION OSAKAの詳細はこちらから>>