「LEDビジョンって派手すぎない?うちのお店の雰囲気に合うかな...」
そう思われる店舗オーナーさん、実は私もそうでした。最初は「LEDなんて大型店舗や派手な看板のもの」というイメージしかありませんでした。
でも実際に色々なお店を見て回ったり、お客さんのお店に導入するお手伝いをしているうちに、「これは使い方次第で、すごくおしゃれな空間演出ができるツールなんだ」と考えが変わりました。
今回は、実際に導入してうまくいった事例を中心に、カフェ・美容サロン・アパレルでのLEDビジョン活用法をお話しします。
カフェでのLEDビジョン、意外とハマります
最初にLEDをカフェに導入した時は、正直半信半疑でした。でも結果を見ると、想像以上に効果がありました。
実際に試してみて良かった場所
窓ガラスに透明LEDを設置 中崎町のこじんまりしたカフェで試したんですが、これが大成功。ラテアートを作っている様子をゆっくりとした映像で流したら、通りかかった人が思わず足を止めるようになりました。
透明LEDなので、お店の中の雰囲気も外から見えるし、圧迫感もない。夜になると、映像がほんのり光って、すごく幻想的な雰囲気になりました。
カウンター上部での活用 季節のメニューを写真じゃなくて動画で見せるようになったら、注文率が明らかに上がりました。特にスイーツは、湯気が立ち上がる映像とか、チョコレートが溶ける瞬間とか、そういう「美味しそう感」が伝わりやすくなったみたいです。
お客さんからも「ここ、映像がきれいで印象に残る」と言ってもらえることが増えて、SNSに投稿してくれる人も多くなりました。
使ってみて分かったコツ
- 映像はゆっくりとした動きがベスト(忙しない感じだと落ち着かない)
- 店内の照明との色合いを合わせる
- あまり頻繁に映像を変えすぎない
P2.5のタイプを使用してみたのですが、カフェの距離感だと十分きれいに見えます。
美容サロンでの意外な使い道
美容サロンでのLEDビジョン導入は、最初「本当に必要?」と思っていました。でも実際にやってみると、お客さんの反応が全然違いました。
心斎橋の美容室での成功例
知り合いの美容師さんのお店で、入口のガラス面に透明LEDを設置しました。施術のビフォーアフターを映像で流すようにしたら、新規のお客さんが明らかに増えました。
「写真だと本当かどうか分からないけど、動画だと説得力がある」とお客さんに言われたそうです。確かに、カットしている様子やカラーが入っていく過程を見ると、技術の高さが伝わりますよね。
待合スペースにも小さなLEDビジョンを置いて、スタッフ紹介の動画を流すようにしました。担当する美容師さんの人柄が分かるので、初めてのお客さんも安心してくれるみたいです。
導入して良かった点
- 新規客の不安を解消できる
- 技術力をアピールできる
- 待ち時間も有効活用できる
特に「この人に任せて大丈夫かな?」という不安を、映像で解消できるのは大きなメリットだと感じました。
アパレルは映像との相性抜群
アパレルショップでのLEDビジョン活用は、本当に効果的です。服って実際に着た時の動きや質感が大事なので、動画で見せるのがベストなんですよね。
アメリカ村での成功事例
ストリート系のショップで、ウィンドウに縦長のLEDビジョンを設置しました。モデルさんが実際に服を着て動いている映像を流したら、立ち止まる人が格段に増えました。
特に若い子たちが「これ、めっちゃ映える!」と言って、動画を撮りながら店に入ってくるようになったんです。SNSで拡散されて、それを見て来店する人も多くなりました。
効果的だった使い方
ウィンドウでの活用
- コーディネート提案の動画
- 素材の質感が分かる映像
- 季節感のあるイメージビデオ
店内での活用
- フィッティングルーム前でのスタイリング提案
- レジ周りでのセール情報
P3.91を使いましたが、ウィンドウから見る距離だと、これくらいのピッチで十分きれいに見えます。
3つの業種で共通して感じた効果
実際に色々なお店で導入してみて、どの業種でも共通して感じた効果があります。
集客効果は確実にある やっぱり動く映像は目を引きます。通りかかった人が立ち止まる率が明らかに上がるんですよね。
ブランドイメージの向上 LEDビジョンがあることで、「このお店、なんか他と違う」という印象を持ってもらえます。特に若い世代には「おしゃれなお店」として認識してもらいやすい。
省スペースで大きな効果 薄型なので、狭いお店でも邪魔になりません。むしろ限られたスペースを有効活用できます。
感情に訴える効果 写真だと伝えきれない「雰囲気」や「温度感」が映像なら伝わります。これが一番大きな違いかもしれません。
導入する時に気をつけたいポイント
実際に導入してみて分かった、注意すべき点もお話しします。
お店の雰囲気に合わせる LEDビジョンを設置すれば良いってものじゃありません。お店のコンセプトや内装に合わせて、設置場所や映像の内容を考える必要があります。
メンテナンスも大切 映像コンテンツは定期的に更新しないと、お客さんも飽きてしまいます。季節に合わせて変更したり、新商品に合わせて作り直したり。
初期投資を回収できるか計算 効果は確実にありますが、それなりの投資になります。どのくらいの期間で回収できるか、事前に計算しておくことをおすすめします。
おすすめの製品選び
実際に使ってみて、用途別におすすめできる製品をまとめてみました。
透明LEDビジョン 窓ガラスに設置するなら、これ一択です。透過率が70-85%あるので、お店の中も見えるし、圧迫感もありません。
P2.5の屋内用 カフェや美容サロンなど、近距離で見ることが多い場所にはこれがベスト。画質と価格のバランスが良いです。
縦型のポスタータイプ アパレルのウィンドウや店内での商品紹介には、縦型が使いやすいです。
まとめ:LEDビジョンは「広告」じゃなくて「演出ツール」
最初は「広告のためのツール」だと思っていたLEDビジョンですが、実際に使ってみると「お店の世界観を伝えるツール」なんだと実感しました。
カフェなら温かい雰囲気を、美容サロンなら技術力と安心感を、アパレルならブランドのイメージを。それぞれのお店が大切にしている価値観を、映像で表現できるんです。
もし導入を検討されているなら、まずは「どんな雰囲気を伝えたいか」から考えてみてください。そして、実際に導入事例を見に行ったり、専門の業者に相談してみることをおすすめします。
ONE LICHTでは、お店の雰囲気に合わせた提案から、映像制作、設置まで一貫してサポートしています。「うちのお店にも合うかな?」と思われたら、気軽に相談してみてください。実際に現場を見せてもらって、最適なプランを一緒に考えさせてもらいます。