LEDビジョンは広告やイベント、公共施設など、さまざまな場所に設置されており、多用途に活用できる便利なディスプレイです。
しかし、LEDビジョンの選び方には多くの要素が関わるため、正しい知識が求められます。
そこで今回の記事では、LEDビジョンの選び方で知っておきたい基礎知識を紹介します。
LEDビジョンの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
LEDビジョンの選び方で知っておきたい基礎知識
LEDビジョンの選び方の基礎知識として、以下のポイントをおさえておきましょう。
ピクセルピッチ
ピクセルピッチとは、LEDのドット間の距離を指します。
この数値が小さいほど滑らかな映像を表示できるようになり、近距離でも鮮明に見えるようになります。
一方、ピクセルピッチが大きいほど荒くなりますが、単純に「数値が小さいからよい」「数値が大きいから悪い」ということではなく、次に紹介する視認距離を踏まえて選ぶことが重要になります。
視認距離
視認距離とは、LEDビジョンと見る人の間の距離のことです。
設置場所や設置目的によって適切な視認距離は異なりますが、基本的には遠いほどドット感はなくなり、綺麗な画質に見えるようになります。
ただし、視認距離が遠いほど画面も小さくなるため、LEDビジョンのサイズを大きくする必要があります。なお、最適なピッチサイズは「視認距離(m)÷1.16」で計算できます。
輝度(明るさ)
LEDビジョンは、設置場所に応じた明るさのものを選ぶことも大切です。
というのも、映し出されるもの自体の輝度が低い(暗い)場合、屋外の日中などの明るい場所では、何が映っているのかわからなくなってしまうからです。
一般的に、屋内であれば400〜1,200 cd/㎡、屋外であれば1,200 cd/㎡以上を目安にするとよいと言われています。
リフレッシュレート
リフレッシュレートは、画面が1秒間に更新される回数を示すものです。
LEDビジョンはリフレッシュレートが高く、スポーツやゲームなど早く動くものでもスムーズに表示できます。
ただし、製品によってリフレッシュレートの値は異なるため、用途にあわせたものを選ぶ必要があります。
防水性・防塵性能(IP規格)
「IP規格」とは、電子機器の防水性・防塵性を評価する規格で、国際的に定められています。
IP規格は数値の組み合わせによって等級が変わりますが、特に屋外に設置するLEDビジョンには、「IP65」や「IP67」などの高い等級のものを選ぶことをおすすめします。
LEDビジョンのタイプ
一口に「LEDビジョン」といっても、屋内用・屋外用・スタンド型・フレキシブル型・3D構造など、さまざまなタイプがあります。
どこにどのような目的で設置するのかを明確にしておくことで、最適なLEDビジョンを選びやすくなります。
まとめ
LEDビジョンを選ぶ際は、多くの要素を考える必要があり、難しいと感じる方も多いと思います。
しかし、設置場所や設置目的にあったLEDビジョンを選ぶためには、今回紹介したポイントをすべておさえておく必要があります。
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