近年、会社の受付にサイネージが設置されているのを見たことがある方も多いと思います。
サイネージはディスプレイにさまざまなコンテンツ(映像)を流し、情報を発信するツールですが、一体どのような目的で設置しているのでしょうか?
今回の記事では、会社の受付にサイネージを設置する目的と、導入の注意点を解説します。
目次
会社の受付にサイネージを設置する目的
早速、会社の受付にどのような目的でサイネージが設置されているのか、みていきましょう。
会社によって設置目的は異なりますが、ここでは代表的なものを4つ紹介します。
自社の情報発信・ブランドイメージ向上
1つ目は、自社の情報発信やブランドイメージ向上のためです。
会社の受付は従業員や訪問者など、多くの人が通る場所です。そこで、企業理念や自社ブランド情報、最新ニュースなどを流すことで、自社に関する情報を発信できるようになります。
とくに「はじめて自社を訪れる来客」や、「定期的な訪問がある取引先」などは受付スタッフに声をかけることも多く、近くに設置されているサイネージを見る可能性が高いと考えられます。
人件費の削減
2つ目は、人件費削減のためです。
サイネージは、館内マップやフロアマップなどの「案内板」としても活用できることから、受付スタッフの業務負担を軽減したり、人数を減らしたりすることが可能になります。
とくにタッチパネルタイプのサイネージであれば、訪問者自身で必要な情報を取得できます。
もちろん、スタッフによる対応が必要な場面も多くあると考えられますが、これまで2人で対応していた受付を1人にすることで、人件費の50%カットにつなげることも可能になるのです。
待ち時間のおもてなし
3つ目は待ち時間のおもてなしとして、サイネージに風景などを映し出して空間演出する方法です。
受付で担当者の呼び出しを待っている間など、ちょっとした時間つぶしになるような映像を流しておくと、来客を手持ち無沙汰にさせることがなくなります。
従業員への情報共有
4つ目は、従業員への情報共有です。こちらは社内向けの活用方法になりますが、営業情報や目標達成度、研修のお知らせなど、社内で共有すべき情報を発信します。
従業員が自然な形で社内情報を取得できるため、社内コミュニケーションの一環として有効です。
なお、この活用方法は社内向けのため、受付前ではなく各フロア内で人どおりの多い場所を選択するなど、設置場所に注意が必要です。
会社の受付にサイネージを導入する際の注意点
会社の受付にサイネージを導入するにあたり、「とりあえず設置しよう」という考え方はNGです。
事前にサイネージを導入する目的やターゲット(見る人)を明確にし、ターゲットに合わせたコンテンツを考える必要があります。
サイネージは単に”設置するだけ”では十分な効果が得られませんので、効果測定を実施しながら定期的にコンテンツを改良し、より効果を高める取り組みが大切です。
まとめ
会社の受付に設置するサイネージには、さまざまな目的があります。どの目的で設置するかによって選ぶべきサイネージの種類や配信するコンテンツは変わるため、導入前にしっかり検討しておきましょう。
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