「電気代が安い」といわれるLED照明ですが、LEDをたくさん使う『LEDビジョン』にはどのくらいの電気代がかかるのでしょうか?
LEDビジョンはサイズによって導入時の費用が高額になりがちで、さらに電気代もかかるとなれば、事前にランニングコストを把握しておきたいですよね。
そこで今回の記事では、LEDビジョンの電気代について紹介します。LEDビジョンを導入するにあたり、電気代などの運用コストが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
LEDビジョンの電気代は?
LEDビジョンに限らず、電気料金は以下の式を使って算出されます。
電気代=消費電力(kW)× 時間(h)× 料金単価(円/kWh)
そのため、LEDビジョンの消費電力がわかれば、時間や料金単価をかけるだけで電気代を算出できます。ただ、LEDビジョンは一般的な照明とは違い、LEDパネルを組み合わせて画面サイズや形を作るため「パネル」の消費電力を使って計算することになります。
たとえば、消費電力が150Wのパネルを使い、コンテンツを1日8時間、30日間表示させたとします。(料金単価27円/kWh)
これらの数値を上記の式に当てはめてみると、以下のような計算式になります。
32.4円=150W(0.15kW)× 8時間 × 27kWh
あとは32.4円に30日をかけて32.4円に30日をかけて「32.4円 × 30日=972円」となり、1ヶ月あたりの電気代は972円となります。この計算は一例ですが、計算したいLEDビジョンの消費電力や配信時間など、必要な数値を上記の式にあてはめれば電気代を計算できます。
複数の要素によってLEDビジョンの電気代は変わる
また、製品そのものやLED素子のピッチ・輝度・コンテンツのカラーなどによっても消費電力は異なり、同時に電気代にも影響します。
輝度を上げるほど明るさが増しますが同時に消費電力も上がるため、必然的に電気代も上がります。また、LEDビジョンは光の三原色と呼ばれる赤色・青色・緑色それぞれの色の光の量を調節して、全体の色を表現しています。
なかでも、「白色」を表現するためには赤色・青色・緑色のすべての色を発光させなければならないため、白色を多く使っているコンテンツは消費電力が大きくなります。
逆にLED素子そのものが黒色のため、発光しなくても表現できる色となっています。そのため、白色や明るい色が多く使われたコンテンツよりも、黒系を多く使っているコンテンツのほうが消費電力は少なく済むということになります。
まとめ
LEDビジョンは電気が必須の機器のため、電気代を把握することで運用コストを明確化できるようになります。LEDビジョンのカタログなどに消費電力が記載されていることも多いので、今回紹介した計算式にあてはめてみましょう。
LEDビジョンの費用対効果を考えるうえでも、導入前にどのくらいの電気代がかかるのかは知っておきたいですよね。
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