どのような業界でも、売り上げを伸ばすために欠かせないマーケティング。近年ではデジタルサイネージを活用したマーケティングを取り入れる企業も増えています。
しかし、これまでのマーケティングとは異なる手法のため、
- どのようなメリットがあるのかわからない
- 具体的なやり方がわからない
と感じている方もいるかもしれません。
今回の記事では、デジタルサイネージを活用したマーケティングについて、メリットや具体例を紹介していきます。
目次
デジタルサイネージを活用したマーケティングとは
ディスプレイを使った広告配信や情報発信ができるデジタルサイネージですが、マーケティングに活かすとどのようなメリットがあるのでしょうか。
そのおもなメリットは次のとおりです。
商品やサービスのアピールに効果的
デジタルサイネージは、静止画以外にも動画や音声を使って商品・サービスをアピールできるため、「訴求力が高い」という大きなメリットがあります。
さらに、集客・購入・申し込みなど、配信目的にあわせてコンテンツが作れる点も魅力といえるでしょう。運用中は、配信状況やターゲットの反応から効果測定をおこない、PDCAをまわすことでより改善して効果を高めることも可能です。
ターゲットに合わせたコンテンツを配信できる
デジタルサイネージでは、データを使ってコンテンツを配信していくことになります。紙のポスターや看板のように印刷して掲示する必要がなく、ディスプレイが1台あれば自由にコンテンツが変えられるため、ターゲットに合わせやすいというメリットもあります。
たとえば、時間帯や曜日、通行人の属性などによってコンテンツ内容を変更することで、よりターゲットに刺さるマーケティングが可能になるでしょう。
AIとの実用化にも期待できる
デジタルサイネージは、近年急速に発達するAIとも相性がよい媒体です。実例としてAI搭載カメラで顧客の性別や行動から配信内容をAIが自動で決め、顧客に合わせた広告を配信するなどの手法を活用している企業も出てきています。
ほかにも、AIと連動させることで、過去の購買行動からターゲットが興味をもちそうな商品を提案するなど、データに基づいた広告配信が可能になるのも魅力です。
現時点でAIと連動させたデジタルサイネージを導入している企業はあまり多くないものの、今後さらに浸透していくと考えられます!
デジタルサイネージを活用したマーケティングの具体例
ここからは、デジタルサイネージを活用したマーケティングの具体例を紹介します。
実際に取り組まれた事例をもとに紹介していくので、自社商品やサービスで取り入れられそうな部分があれば、ぜひ検討してみてください。
デジタルサイネージからアプリをダウンロード
駅やショッピングモールなどに設置したデジタルサイネージで、QRコードなどを表示しアプリのダウンロードを促します。ダウンロードしたアプリを起動したらクーポンを発行。
実店舗でクーポンを提示すると割引や特典がもらえるという方法です。顧客側にはクーポンというメリットがあり、お店側には集客とリピーター獲得のためのアプリダウンロードという成果が生まれます。
スマホと連動した試着体験
次に紹介するのは、アパレル業界での事例です。専用のスマホアプリをダウンロード後、デジタルサイネージと連動して画面にコーデを表示させるというもの。
実際に試着しなくても、お店の服を着用したイメージが映し出されるという新しい手法です。「試着するほどでもないかな・・」というアイテムも気軽に試せることから、セット買いなどにも期待できるでしょう。
まとめ
デジタルサイネージは柔軟なコンテンツ配信を得意としているため、個々のニーズに合わせやすいという特徴があります。もちろん業種や分野によって適したマーケティング方法は異なるので、必ずしもデジタルサイネージがベストとは限りません。
しかし、柔軟性の高いデジタルサイネージはAIなどの最新技術とも相性がよく、今後ますます期待できる媒体といえるでしょう。
デジタルサイネージの導入を検討中の方は、ディスプレイ販売からコンテンツ作成、運用、メンテナンスなどワンストップで対応している『LED VISION OSAKA』をぜひチェックしてみてください。
LED VISION OSAKAの詳細はこちらから