近年では、デジタルサイネージを活用するビルも多くなり、さまざまな場所で目にする機会が増えました。ただ、デジタルサイネージは導入費用が比較的高く、運用保守も必要になるため、安易に設置してしまうとのちのち後悔しかねません。

そこで今回の記事では、デジタルサイネージをビルに活用するメリットや注意点を紹介します。これから「デジタルサイネージをビルに活用してみたい」と考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

デジタルサイネージをビルに活用するメリット

早速、デジタルサイネージをビルに活用するメリットを紹介します。

見えやすくなる

ビルの壁面のように高い位置であれば、多くの人の目に触れやすくなるというメリットがあります。これは、遮るものがないことから見える角度が広がり、より見やすくなると考えられるからです。

たとえば、店舗の前やお店のガラス戸などの低い場所に設置する広告だと、他のものに遮られる可能性があります。ビルの壁面であれば高い位置や遠くからでも確認しやすく、上手に活かせば注目を集めるという意味でもメリットになるはずです。

屋内・屋外の両方に対応できる

ビルでのデジタルサイネージは、屋外の壁面だけでなく、エントランスやエレベーターホール、柱など屋内にも設置可能です。

どのようなビルかによっても設置方法や配信内容は変わりますが、休憩スペースなどがあれば、利用者へのお役立ち情報などを流すのもよいでしょう。また、最近では壁に埋め込むなど、空間の雰囲気を壊さずに統一性のあるサイネージの導入が進んでいます。

広告収入を得ることもできる

デジタルサイネージを設置し、広告主を募集することで広告収入を得ることも可能です。時間単位や月単位などで計算されることが多く、長時間かつ長期間であるほど料金も高くなります。

広告収入を得るには、コンテンツを配信してくれる広告主を見つけなければなりません。広告主の探し方について以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:デジタルサイネージで広告収入を得るには?広告主の探し方も解説!

デジタルサイネージをビルに活用する注意点

次に、デジタルサイネージをビルに活用する際の注意点を3つ紹介します。

落下しないように設置する

1つ目は、落下しないように設置することです。デジタルサイネージのように大きなものが落下すると、通行人に被害を及ぼす可能性があり非常に危険です。

ビルの壁面などに設置するデジタルサイネージは、しっかり固定して落ちないようにしましょう。なお、自分でデジタルサイネージを設置すると、時間が経つほど落ちやすくなります。設置工事は必ずプロの業者に依頼してくださいね!

輝度に気を付ける

2つ目は、ディスプレイの輝度に気を付けることです。輝度は明るさの表現方法の1つで、とくに屋外に設置する場合は太陽の光に負けてしまうと、ディスプレイに何が表示されているのかわからなくなってしまいます。

また、輝度が低いと夜は暗すぎて画面が見えなくなり、設置している意味がなくなりかねません。一般的に屋内では400cd/㎡以上、屋外では1,200〜2,500cd/㎡を目安にディスプレイやモニターを選ぶとよいといわれています。

窓ガラスに設置する場合は反射に注意する

3つ目は、窓ガラスからの反射に注意することです。ビルの窓ガラスの内側にデジタルサイネージを設置する場合は、できるだけディスプレイと窓を近づけましょう。

というのも、窓ガラスに当たった光がディスプレイに反射し、外から見ると何が写っているのかわからなくなることがあります。この場合、窓ガラスとディスプレイを近づけることで反射を防ぎ、外からでも鮮明に画面にうつされたコンテンツが見えるようになります。

まとめ

デジタルサイネージはビルとの相性がよく、導入する企業や事業者も増えています。ただ、ディスプレイのサイズ選びや商品選び、設置などで悩む方も多いでしょう。

デジタルサイネージは設置して終わりではなく、運用・保守が重要なのも事実です。デジタルサイネージで高い効果を出したいと考えているのであれば、外注に任せるのがおすすめです。

弊社LED VISION OSAKAでは、ビルの立地や建物の大きさなど、さまざまな観点から最適なデジタルサイネージを提供いたします。

コンテンツ制作や運用保守もまるっと承っているので、費用対効果の高いデジタルサイネージ運用を目指したい方は、お気軽にご相談ください。

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