LEDビジョンを導入する際、「どのように取り付けるのか」は見え方に大きな影響を与えます。
コンテンツの配信による効果を最大限引き出すためには、さまざまな角度からみて最適な取り付け方を選ぶ必要があります。
そこで今回は、LEDビジョンの取付方法と、施工時によくあるトラブルについて紹介します。
目次
LEDビジョンの取付方法4つ
大きな画面に動画や静止画などを表示する大型LEDビジョンですが、取り付けには以下の4つの方法があります。
- 自立スタンド
- 天吊り
- イントレ
- 常設
それぞれ詳しくみていきましょう。
自立スタンド
スタンド単体でLEDビジョンを設置できるのが、自立スタンドを活用した取り付け方法です。屋内外のどちらにも対応できますが、人が通る場所に設置する際にはLEDビジョンのサイズに気をつけなければなりません。
また、自立スタンドを使う場合はLED専用のものを利用すると、後ろからでもきれいに見せることができます。自立スタンドを活用する場合は、スタンドの上にLEDビジョンを設置するだけでOKなので特に大きな工事は必要なく、手軽に導入できる方法といえるでしょう。
天吊り
天井からLEDビジョンを吊り下げる方法です。高さのある屋内やイベント会場向きで、大勢の人が集まる場所でも遠くから映像をみせることができます。
設置する高さは比較的自由に変えられるなど、柔軟性の高い付け方でもあります。また、「トラス構造」と呼ばれる吊下げ方を使って、LEDディスプレイを取り付ける方法もあります。
イントレ
イントレは足場や土台のことで、おもにイベントや演劇会場などの音響・照明機器の設置に使われています。このイントレを使ってLEDビジョンを設置することが可能で、屋外での悪天候にも耐えられるなどのメリットがあります。
常設
LEDビジョンは、「イベントなどで一時的に設置するもの」と「お店や施設で常設するもの」に大きく分けられます。常設の場合は壁や柱などに直接取り付けることも多く、専用の器具や鉄骨などを取り付ける常設工事が必要になります。
また、仮設の場合でも、取り付けや取り外しの頻度が高い現場であれば、常設が適しているケースもあります。どのような方法がベストかは、専門業者に相談のうえ考えるのがよいでしょう。
LEDビジョン設置時によくあるトラブル
LEDビジョンの設置には、気をつけなければならないことがいくつかあります。設置前に業者と打ち合わせがあるので、不明点があれば必ず事前に解消しておきましょう。
- 電源供給が確保されていない
- 設置場所が計画と異なる
- 設置時間が予定よりかかる
- ケーブルが足りない・長さが不足している
- 動作が不安定になる
また、LEDビジョンの設置には、「屋外広告物申請」が必要になるケースがあります。この申請は景観条例に関するもので、許可がおりていない状況でLEDビジョンを設置すると、のちのちトラブルに発展する可能性があります。
必要な許可申請を済ませたうえで、設置工事をおこなうようにしましょう。もし許可が取れているかわからない場合は、施工業者に問い合わせておくことをおすすめします。
まとめ
LEDビジョンの設置方法には種類があるので、設置場所や費用対効果を考慮して選ぶとよいですね。無駄なく最大限の効果を発揮するためにも、LEDビジョンに詳しい専門業者に相談しましょう。
LED VISION OSAKAでは、大型LEDビジョンの設置から運用、メンテナンス、コンテンツ制作まで幅広く対応しております。ぜひお気軽にご相談ください。
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