LEDビジョンのトラブルとして、「チラついて見える」「明滅するように感じる」などを感じることがあります。
このようなチラつきが生じると、単に見えづらいだけでなく映像品質の低下や視聴者の不快感につながるため、できるだけ避けたいものです。
そこで今回の記事では、LEDビジョンでチラつきが起こる原因と対策を解説します。
LEDビジョンの品質を保ちたい方や、新しく導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
チラつき(フリッカー)とは?
チラつき(フリッカー)とは、映像が周期的に明るくなったり暗くなったりして見える現象のことです。
LEDは高速で点滅しながら映像を表示していますが、何らかの理由でこの点灯サイクルが安定しない場合、肉眼でも「パラパラ」「ちらつく」などの見え方になってしまいます。
特にLEDは瞬時にON・OFFが切り替わるため、制御が不安定な場合は他の表示方式よりもチラつきが目立ちやすくなる傾向にあります。
LEDビジョンでチラつきが起こる主な原因
LEDビジョンのチラつきは、機器そのものの問題だけでなくさまざまな要因が絡み合って発生します。ここでは代表的な原因を紹介します。
電源の不安定・ドライバーの問題
LEDは電気の供給が不安定になると点灯が乱れやすくなります。特に以下のような状態は注意が必要です。
- 電源ユニットの劣化または電圧不足
- LEDドライバー(制御装置)の故障
- 一度に大量の電力を消費する運用状況
上記はどれもLEDパネルに安定した電力を供給できなくなる状況で、点灯周期の乱れにつながります。
信号や制御回路の問題
LEDビジョンは、コントローラーから送られてくる映像信号をもとに点灯制御を行っています。
この信号が何らかの理由で乱れると、一瞬映像が途切れたように見えたり、ノイズが入ってチラつきとして現れたりします。
特に大型ビジョンでは長距離での配線となるため、ケーブルの品質が映像の安定性に直結する要素となります。
設置環境(配線・外的要因)の影響
意外と見落としやすいのが、環境や施工の問題です。以下のような状況は少しずつ制御の乱れにつながり、結果としてチラつきを引き起こしやすくなります。
- ケーブルが無理な角度で曲げられている
- ほこりが溜まり内部に湿気がこもる
- 振動が絶えず起こる場所に設置されている
特に屋外ビジョンは気温差や湿度の影響を受けやすいため、設置環境に適した防塵・防滴対策が必須となります。
コンテンツ側の設定
パネル側のリフレッシュレート設定と、再生する映像のフレームレートが適切に合っていないと、LEDビジョンでのチラつきが発生する可能性があります。
低フレームレートの映像を表示すると残像が出やすくなり、カメラで撮影した際に走査線のような模様が出るのも、設定のズレが原因です。
屋外広告ではコンテンツ制作時の最適化不足が原因となるケースも多く、ソフトウェア側の調整で改善することも珍しくありません。
チラつきを防ぐための対策
LEDビジョンのチラつきを防ぐには、次のような対策が有効です。
- 電源環境の見直しとユニット交換
- ケーブル・端子の点検
- リフレッシュレート・フレームレートの最適化
- コンテンツ形式の最適化
- 設置環境に応じたメンテナンス
上記のような対策を講じることでLEDに安定した電力と信号を供給でき、パネルが本来の性能を発揮しやすい環境を整えられます。
さらに、機材の設定だけでなく設置場所の状態もあわせて見直すことで、チラつきの発生リスクをより確実に抑えることが可能になります。
まとめ
LEDビジョンのチラつきは複数の要因が重なって起こるため、原因を特定して適切に対処することが大切です。
運用中のトラブルを未然に防ぐためにも、日頃から機材の状態を確認し、必要に応じて設定の見直しやメンテナンスを行いましょう。
LED VISION OSAKAでは、LEDビジョンの販売から設置・保守までワンストップで対応しており、チラつき対策や導入後の運用もサポートしています。
安心して長く使えるLEDビジョンをお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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