インターネットやスマホの普及により、企業の広告手法も大きく変化しています。

近年では、テレビや新聞、雑誌などのマス広告に比べ、より細かなターゲット設定や効果測定がしやすい「デジタル広告」を取り入れる企業が増えています。

ただ、デジタル広告にはさまざまな種類があり、特徴を理解しない状態で参入すると、期待通りの効果につながりにくくなります。

そこで今回の記事では、デジタル広告の概要と種類について詳しく解説します。

目次

デジタル広告とは?

デジタル広告とは、インターネットを活用して配信される広告全般を指します。

Webサイトやアプリ、SNSなど、オンライン上のさまざまな場所での広告配信が可能です。

パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを通じて、多くのユーザーに情報を届けられるのが大きな特徴です。

マス広告との違い

デジタル広告とマス広告の大きな違いは、出稿先やターゲット設定、効果測定などが挙げられます。

マス広告とは、テレビCMや新聞、雑誌、ラジオといった従来型の広告手法です。

広い範囲の不特定多数に向けて情報を発信できる一方、「どのくらいの人が実際に広告を見て行動したか」を具体的に把握するのは困難です。

一方、デジタル広告はWeb上で配信されるため、年齢・性別・地域・趣味嗜好など、細かい条件でターゲットを設定できます。

また、広告を何人が見たかや、何人がクリックしたかなどをリアルタイムで把握でき、効果を測定しやすい点も強みとなります。

デジタル広告の種類

ひと口にデジタル広告といっても、その種類は多岐にわたります。ここからは、代表的な6つのデジタル広告を順番に説明します。

リスティング広告(検索広告)

リスティング広告(検索広告)は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが特定のキーワードを検索した際、その検索結果の上部や下部に表示される広告です。

ユーザーが興味を持って検索したタイミングで表示されるため、購買意欲の高い層へピンポイントでアプローチできるのが特徴です。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリの画面上に表示される画像や動画を使った広告です。

「バナー広告」とも呼ばれており、記事ページの横や上部、アプリ画面内など、さまざまな場所に掲載されます。

検索キーワードに関係なく、サイトを訪れたユーザーに対して広くアプローチできる広告となります。

ネイティブ広告

ネイティブ広告は、Webサイトやアプリのコンテンツに自然に溶け込む形で表示される広告です。

記事一覧やニュースフィードの中に、通常のコンテンツと同じデザインやフォーマットで広告が組み込まれます。

自然に表示されるためユーザーの興味を引きやすく、ブランド認知に向いている広告手法です。

SNS広告

Instagram・X(旧Twitter)・Facebook・TikTokなどのSNSプラットフォーム上で配信されるのがSNS広告です。

テキスト・画像・動画などさまざまな表現方法で作成されたコンテンツを、投稿やストーリーズ、タイムラインの中に表示します。

「いいね」や「シェア」といったユーザーの反応が可視化されるため、拡散力や話題性を重視した広告展開にも向いています。

動画広告

動画広告は、YouTubeや各種動画配信サービス、SNSなどで配信される映像形式の広告です。

短いものでは5秒〜15秒程度のものから、長尺であれば1分以上のコンテンツまで幅広く配信されています。

視聴者にスキップされるリスクもありますが、ターゲットや配信タイミングを工夫することで、高い効果が期待できる広告手法といえます。

音声広告

音声広告は、ラジオアプリや音楽ストリーミングサービス、ポッドキャストなどの音声コンテンツ内で配信される広告です。

画面を見なくても情報を届けられるため、移動中や作業中など「ながら聴き」が日常的になっているユーザーにアプローチできます。

まとめ

デジタル広告は、インターネット上で展開される広告全般を指し、従来のマス広告とは異なる特徴を持っています。

ターゲットや目的などによって最適な手法が異なるため、自社商品やサービスに最適なデジタル広告を選ぶことが大切です。

なお、デジタル広告とあわせて店頭や施設での情報発信を検討している方は、LEDビジョン大阪までぜひお気軽にご相談ください。

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