展示会は、商品やサービスを多くの人に直接アピールできる大きな機会です。
しかし実際には、「思ったほどブースに人が集まらなかった」「立ち止まってもらえなかった」といった悩みを抱える企業も少なくありません。
展示会開催当日の限られた時間と空間の中で集客につなげるには、ただ出展するだけではなく、戦略的なアピールが必要です。
そこでこの記事では、展示会で集客が難しくなる理由と、会場でアピールする方法を紹介します。
これから展示会への出展を予定している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
展示会で集客が難しい理由とは
展示会は来場者の多いイベントではあるものの、すべてのブースに均等に人が集まるわけではありません。
ブースに足を止めてもらえず、そのまま通り過ぎられてしまうケースも多く、思うような成果につながらないこともあります。
そこでまずは、展示会で集客が難しくなる原因について知っておきましょう。
競合が多く埋もれやすい
展示会では、同じジャンルの出展者が数多く並びます。
扱っているサービスや製品が似ていると、来場者から見て違いがわかりにくく、自社のブースが埋もれやすくなります。
特に競合が多く出展する展示会ほど、差別化のための装飾や訴求内容に工夫がないと注目を集めるのは難しくなります。
足を止めてもらう仕掛けが足りない
来場者は展示会場内を限られた時間で回るため、すべてのブースをじっくり見るわけではありません。
そのため、以下のような状態では興味を持って足を止めてもらうのは難しいのが現実です。
- 商品を並べただけ
- スタッフが立っているだけ
「何か面白そう」と思わせるような仕掛けや動きのある演出がないと、そのまま素通りされてしまう可能性が高いブースになってしまいます。
展示会開催のアピールが足りない
展示会の集客は、当日のブース演出だけでなく開催前からのアプローチも重要です。既存顧客に対して展示会を開催することをアピールしておくことで、一定数の集客が見込めるようになります。
そのため、自社のWebサイトやSNS、メールマガジンを活用して、出展情報をしっかり発信しておくことが大切です。
展示会で集客を高めるコツとアピール方法4選
ここからは、展示会で集客力を高めるコツと、アピール方法を4つ紹介します。
遠くからでも目を引くビジュアルを使う
会場内では多くのブースが並ぶため、まずは「遠くからでも気づいてもらうこと」が大切です。
大きな垂れ幕やパネル、LEDビジョンなど動きのあるディスプレイを使うと視線を集めやすくなります。
特に映像を使うと静的なブースと比べてインパクトが強く、差別化にもつながります。
来場者が思わず立ち止まる仕掛けをつくる
商品を実際に体験できるデモコーナーや、商品を試せるようなノベルティなど、来場者の興味をひく仕掛けを用意すると、ブースに立ち寄るきっかけになります。
ブース内で「何かが動いている」「配っている」「体験できる」という要素があると、近くを通る来場者が自然と興味を持ちやすくなります。
ブースデザインにストーリー性を持たせる
単に製品や資料を並べるのではなく、「なぜこの商品が必要なのか」「どんな課題を解決するのか」といったストーリーが伝わるブース設計を意識しましょう。
たとえば、導入前と導入後のビフォーアフターを図解で示したり、来場者の課題に寄り添うメッセージを掲示したりすると、感情的な共感を得やすくなります。
SNS連動・QRコードで行動を促す
展示会の場だけで完結せず、SNSやWebと連動させることで来場後のアクションにつなげることができます。
ブース内にQRコードを設置してサービスページへ誘導したり、フォロー特典やハッシュタグ投稿キャンペーンを実施したりするのも有効です。
名刺交換だけで終わらせず、オンラインでも継続的な接点を持てるように施策を検討しておきましょう。
まとめ
展示会での集客を成功させるには、ブースの装飾や演出だけでなく、来場者の視線や心理をふまえたアピールが欠かせません。
競合が多い中でも埋もれないよう、遠くからでも目を引くビジュアルや、立ち止まりたくなる体験の仕掛けを作るなど、細部にこだわることがポイントです。
インパクトのあるビジュアル演出を取り入れたいと考えている方は、LEDビジョンやデジタルサイネージの導入を検討してみましょう。
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