目次

情報発信や広告手段として注目されているデジタルサイネージですが、コストを抑えるために自作したいと考える方も少なくありません。

しかし、屋外で使用するとなれば、雨や風、直射日光などの厳しい環境に耐えられる設計にすることが大前提となります。

今回の記事では、自作デジタルサイネージの基本的な構成と、屋外使用時に気をつけたいポイントについて解説します。

自作デジタルサイネージの基本構成

最初に、サイネージをどのように自作するのかについて紹介します。自作のデジタルサイネージは、以下のような機器を組み合わせるのが一般的です。

ディスプレイ

表示装置として、液晶ディスプレイやLEDパネルを使用します。サイズや明るさ、解像度は、設置場所や表示目的に応じて選びましょう。

屋外での視認性を重視する場合は、高輝度モデルが必要になることもあります。

メディアプレーヤー

コンテンツを再生する装置としては、USBメディアプレイヤーが手軽に使えます。

USBメディアプレイヤーはコストパフォーマンスに優れており、ネット接続やスケジュール再生などの機能も簡単に設定できます。

なお、デジタルサイネージ専用のディスプレイを使う場合は、個別に機器を用意する必要はありません。

コンテンツ作成ツール

デジタルサイネージで表示する内容は、PowerPointやCanvaなどのツールを使って作成するとよいでしょう。

無料ツールでも十分見栄えのよいビジュアルを手軽に作れて、初心者でも簡単に扱えます。

上記以外でデジタルサイネージの自作に必要なものについて、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

関連記事>>デジタルサイネージは自作できる?必要なものやポイントを紹介

自作したデジタルサイネージを屋外で使用する際の注意点

屋外に設置する場合には、屋内とは異なる注意点があります。特に以下の3点は、事前に対策をとる必要があります。

  • 防水・防塵対策
  • 温度管理
  • 耐衝撃性

まず、雨や埃に耐えるためには防水・防塵性能の高い筐体を選び、設置時にも水や埃の侵入を防ぐ工夫が必要です。

また、直射日光による高温対策としては、冷却ファンや遮熱パネルなどの設置を検討するとよいでしょう。

屋外に常時設置する場合、さまざまな環境にさらされることになります。

風や接触による衝撃に備え、強化ガラスや頑丈な筐体を使用し、しっかりと固定して安全性を高めることが大切です。

デジタルサイネージを自作するメリットとデメリット

デジタルサイネージを自作するメリット最大のメリットは、市販の完成品に比べてコストを大幅に抑えられる点です。

必要な部品を個別に選び組み立てることで、予算内におさめて導入コストを削減できます。

一方で、屋外は雨風や気温の変化といった厳しい条件になるため、市販の製品に比べると、自作サイネージは耐久性に不安が残ります。

特に、長期間の運用を前提とする場合には注意が必要です。

さらに、トラブルが発生した際には自分で原因を調べて修理しなければならず、メンテナンスの手間も大きな負担になります。

まとめ

自作デジタルサイネージは低コストで導入できる一方で、屋外での使用には注意ければなりません。

屋外環境で生じるリスクを想定しておかないと、思わぬトラブルにつながる可能性も…。

長期的に安定して使用するためには、高品質な市販のデジタルサイネージを活用するのがおすすめです。

LEDビジョン大阪では、高品質なデジタルサイネージを安く提供しています。

設置工事にも対応しておりますので、自作を検討している方は、ぜひ見積もりをとって比較・検討してみてください。

LED VISION OSAKAの詳細はこちらから>>