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多くのLEDビジョンは省エネ性能に優れています。しかし、長期間運用するとなれば、できるだけランニングコストは抑えたいものですよね。

そこで本記事では、LEDビジョンの消費電力の目安や、コスト削減のためのポイントについて解説します。

LEDビジョンの消費電力の目安

LEDビジョンの消費電力は、サイズや屋内外のどちらに設置する製品かによって大きく異なります。

ここでは、よく使用される2つのサイズを例に、一般的な消費電力の目安を紹介します。(1kWh=31円で算出)

【180インチの消費電力の目安】

  • 屋内用:約250W
  • 屋外用:約540W

この場合、1日8時間・月30日稼働で試算すると、電気代は屋内で約18,600円、屋外で約40,000円前後になります。

【50インチの消費電力の目安】

  • 屋内用:約120W
  • 屋外用:約260W

同様の条件で、屋内なら約6,000円、屋外では約13,000円程度が月々の目安です。

なお、現実的な試算方法として、「画面の面積 × 1時間あたりの平均消費電力 × 点灯時間」という計算式を用いる方法もあります。

設置したいLEDビジョンの画面の面積と平均消費電力から、電気代を計算してみてください。

参考:LEDビジョンの消費電力を解説!180インチと50インチを比較!

LEDビジョンの電気代を抑える工夫

LEDビジョンの消費電力を抑える方法を紹介します。ランニングコストをやすくするためにも、以下のポイントを意識してみてください。

時間帯によって明るさを調節する

LEDビジョンの電力消費に大きく影響する要素のひとつが「輝度(明るさ)」です。

常に最大輝度で運用すると視認性は高まりますが、その分消費電力も上がり、ディスプレイ自体の寿命を縮めてしまう可能性もあります。

近年では、周囲の明るさに応じて自動で輝度を調整する機能を備えた「輝度センサー」という装置もあります。

輝度センサーを活用することで、日中は明るく、夕方や夜間には控えめな輝度に自動で調整されるため、無駄な電力を抑えられます。

スケジュール管理で使用時間を最適化する

LEDビジョンは、時間帯によって必要性が変わる媒体でもあります。

たとえば、人通りが少ない深夜帯や営業終了後の店舗前では、ディスプレイを表示させていても高い効果は得られません。

そのため、人通りの少ない時間帯を電源をオフにする設定にしておくことで、電気代の削減につながります。

省エネ性能に優れたモデルを選ぶ

LEDビジョンは年々進化しており、消費電力の少ない『省エネモデル』がたくさん登場しています。

古い機種と比べて電力効率が大幅に改善されているモデルもあり、長期的な視点でみれば初期投資以上のメリットを得られる可能性があります。

これからLEDビジョンを導入する場合は、省エネにつながる製品かどうかを確認しておくとよいでしょう。

まとめ

LEDビジョンの消費電力は、さまざまな要素で変動します。

導入前に電力の目安を確認しておくことで、運用後の電気代に対する不安を減らすことができます。

また、輝度の自動調整やスケジュール管理、さらには省エネモデルの活用などを組み合わせることで、無理のない範囲でコスト削減につなげることも可能です。

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